11月。 秋になった。 上の葉っぱが金色になり、地面に紅葉が穏やかに落ちている。 だが、今回の被写体は別である。 それは紅葉ではないが、散った葉っぱの下に隠れる。 静かに聞くとカラカラという音が聞こえる。 ちょっと待つと耳が集まった葉っぱの下から二つ出てくる。 それは都市のドブネズミである。 あの小さな動物が都市の公園とか道を巡る。
撮影はルンド大学図書館の外で始まる。 ここに池が二つ、建物の隣に紅葉が残っている。 池の隣に座ると齧歯の景色がわかる。 草に隠れ、飲みたいなら水に出てくるはずである。 だが、撮影中ネズミたちが草の下を走ってきた。 縁に寄ってぴょんと飛んでしまった。 だから、出来た写真は泳いでいるネズミである。
それから撮影が中央公園で続く。 人々が鳥へ餌をやるがネズミも残ったパンを食べるからたくさんいる。 ネズミは人間に怯えることであるが、ネズミも好奇心旺盛である。 だから、パチリと絞りの音を聞くと逃げず、音に寄せてみる。 また、カメラの一眼に写真家の顔が覆われてしまう。 だから公園でネズミの写真がよく撮られた。
撮影者 | 狼牙クレシ |
撮影回 | 1回 |
行き先 |
ルンド (Lund)
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