九月の静かな秋日であった。 元気な犬は紐を引きながら、写真家を通り過ぎた。 濁った空が永遠に公園の池面に照り出した。 そんな永遠の幻想の鏡の上に鴨が穏やかに立ち、写真家を見かけた。 背景に小さな滝の水音が池に響いて、時折鴨の羽がパタパタと聞こえた。 滝に鴨は二羽歩いて回り、池で鵜が潜って魚を探した。 小さな鳥が木の中から歌ったり、虫を追いかけたりした。 近くの檻の中で鶏は羽を繕った。
一月間がかかって、木の葉は10月の赤色・黄色につき、写真家はまた公園に戻った。 今回お客さんを二人連れてきて公園を見せてあげた。 手に持ったオーツを鴨にやりながらお客さんは写真をパチリパチリ撮った。 鳩や大鷭も来て浮かぶ餌を食べた。
鳥の写真を撮ってから、三組はルンドの北部へ自転車に乗った。 20・30分に中学校の隣にある放課後の牧場に付いた。 施設の前に子供の遊び場があり、地面に葉っぱが散っていた。
牧場にはヤギ、ヒツジ、ブタがいた。 動物は知らない人間が現れることに少し心配しながら木の陰で隠れたが、おいしいオーツを見ると目が大きくなって新しい友達を作ろうという考えが頭に流れたはずである。 一匹のブタが二匹のギの子とヒツジの群れと人間に追いつき、場所の真ん中でウサギはフェンスに寄せてお客さんを見かけた。
来客者が帰る前に写真家はルンドの「Sankt Hans Backar」という丘を見せてあげた。 丘の麓には暴風建物がうす暗い場所にあった。 林を通り抜けると丘の天辺に着き、ルンド病院からマルメの橋までの景色が見えた。
そこから下ってお客さんと写真家は別れた。 紅葉が散っているうちに、写真家は三日間撮り続けて秋色に関した写真集を組んだ。
情報表 | |
撮影者 | 狼牙クレシ |
撮影回 | 2回 |
行き先 |
ルンド(Lund)
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