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スコーネ動物園

動物撮影 発行日 2024年06月22日

スコーネ県の真ん中にあるヘールという町の北にはスコーネ動物園がある。 町の駅から動物園までは約3キロあり、公園の前にバス停がある。 バスが静かな田舎道に停まり、周りには目立つものもなく。 バスが退いたら「スコーネ動物園」と書いた看板が見える。

公園の入口は別荘のような赤い建物である。 チケットは入口かオンラインで買うことができる。 時節によって公園の入場料は違って、ハイシーズンのチケットは350クローナ(3千5百円)までかかる。

最初見る囲いはソフトな木の塀に囲まれ、中にヤギが日陰に寝転がっている。 それは触れ合い動物園で、参観者が囲いに入るとヤギ達が起きて迎えに来る。 ヤギの中の一頭が囲いの角で体を枝に詰めて樹皮を齧った。 その間にヤギの子が囲いの参加者に寄ってみた。

囲いの裏を出て、それからはまた触れ合い動物園である。 この部分の中にはヒツジである。 中に小さい鉄網の囲いもあり、そしてその中にはウサギとニワトリがいる。 そこにいる黒いヒツジが写真家に寄り、背中を掻かれてもらうと舌でペロペロした。

隣には遊び場がある。 しかし、ここから動物園は子供のために作られた気がする。 次の囲いは子供番組の象が上下に動いてトラクターみたいに荷車が線路を辿る。 水鉄砲を持っているブタの象が遊園地の乗客を濡れる。 やっと、乗り物の入口の上にシュバシコウが巣を建て、上からお客さんを眺める。

遊び場を離れて、動物園の道を歩いていると家畜のブタの囲いがあり、淡い豚の子が緑色の草を走り回って遊んでいた。 そして隣にはアザラシの池がある。 池の面が魔法的に動く。 アザラシが水面を突き破り、しばらく水面を泳いでまた潜る。

池を越えるとアナグマの囲いとヤマネコの囲いが左側にある。 しかし、その動物は見えない。 そして、アカギツネの囲いである。 狐が走り回って遊んで、そして肉をしばらく齧って舎に寝転んだ。 普通の狐の振る舞いでしょうね。

そして、狐の裏にはキョウリュウである。 ちょっと待って〜恐竜か? あの道に沿ってはキョウリュウのアニマトロニクスである。 ブロントサウルス、プテロダクティルス、ティラノサウルス~ 道を出る所には恐竜のお土産さんもある。

アカギツネやキョウリュウの東にはオオカミとクズリがいる。 しかし、この動物は見ないことで知られている。 オオカミの見晴台を入れるがここからでもオオカミは見えない。

オオカミの囲いの南にはスカイウォークがある。 この連絡通路が東の道と西の道を繋がるが方向は西へだけである。

オオカミの北にはヒグマがいる。 オオカミの逆に熊は見落としにくい。 時々飼育員がリンゴを投げ込んで熊がモグモグ食べてプールで休む。

熊の囲いの隣にはレストランがある。 北にはフクロウ、オオヤマネコ、アライグマとホッキョクギツネの囲いがあるが、この動物の中にはフクロウしか現れなかった。 そして、東にはイノシシがいる。 イノシシは囲いの地面を全部耕していて、泥で寝るのが好きである。

そうして、道を北へ行って、また遊び場を通り過ぎて、道を曲がって、また遊んでいるヤギを通り過ぎるとヘラジカの囲いに着く。 このヘラジカは優しくて、子供が動物に飼育員からもらったリンゴを直にやることもある。 隣にはヨーロッパバイソンもいる。 このバイソの種は近危急種であるから見るのは不思議である。

次の囲いの中にはイヌワシがいる。 ワシを観ている間、日陰に寝そべるダマジカに眺められる。 次にはオーロックスとジャコウウシ。 実は、オーロックスが絶滅になったが、オーロックスみたいな動物種が人為選択として作られた。 その人造種類は今動物園にいる種類である。

森の角にトナカイがいる。 若いトナカイが塀に沿って前後を巡る。 トナカイは北欧とロシアの北に元来であり、大きい群れを形成するが、このトナカイは南のスコーネ県にい、3頭しかいない。 舎の中には大人しいトナカイがいるが外からは見にくい。

最後の囲いはアカシカであり、広い原の草を擦り食べる。 アカシカは南のスウェーデンと欧州に広がっている。 動物園の原で雄の鹿が群を見守る間に、鹿の子が一緒に遊んでいる。 喉が乾いたら水だまりから飲む。

そうしてスコーネ動物園を全部巡ってしまった。 ちゃんと見える動物もいれば、あまり見ない動物もいる。 うるさい参観者の子供に起こされるより、動物が昼寝してちゃんと寝られるほうがいいでしょう。 やがって、動物園は子供に作られた気がする。 遊び場があちこちにあることだけでなく、恐竜の道などスカイウォークという動物に関係がない設備がたくさんあることだ。 出口まで行く道に、塔の下でシャワーを浴びる子供も見えた。 動物園は大きな遊園地に作られたのかどうか。 それとも別に設けられた理由があるのか。

情報表
撮影者 狼牙クレシ
撮影回 1回
行き先 ヘール スコーネ動物園 (Skånes Djurpark, Höör)

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